SLGOを継ぐ物、Bright Canopy
2015年04月16日
SonyがSLGOを買収した騒動がありましたが、その続きの情報など。
SonyのSLGO買収(正しくはSLGOを提供しているOnLive社の買収、ですね)は、知的財産を自分たちのもとに集めてしまいたい、というだけで、SonyがSLGOあるいはSLGOのようなサービスを開始する、と言う可能性は全くゼロ、とのことです。SLGOのスタッフによると、SonyにSLGOの復活を願う嘆願書を出すよりは、LL社に直接、「SLGOのようなものが欲しい!必要だ!」と言ってくれたほうが意味ある、とのこと。
で、じゃあ、もうSLGOのようなものは無くなってしまったのか、ということなのですが、実は「Bright Canopy」というものが準備されているそうです。
BCもSLGOと同様に色々なデバイスでSLが楽しめるように、ということを目的にしたものとのこと。ここはホントに知識が無いのでいい加減で申し訳ないですが、シリコンバレーで広く使われている、「Frame」という技術を使って、それを可能とさせるようです。ブラウザーでアプリケーションを動かすのに、Adobeやシーメンスも使っている技術だとのこと。
BCの設立者、ビル・グローヴァー(Bill Glover)氏もSLの長い住民であるらしく、7年間結婚生活を続けている奥さんともSLを通じて知り合ったそうです。で、SLの素晴らしさ、可能性を広く、多くの人達に知ってもらいたい、と言う気持ちから、BCを企画したようです。このSLへの愛情からはじまった、というのは、SLGOの人達と同様だったりします。「高価なPCではなく、自分の手が届く範囲のデバイスでSLを楽しんでもらいたい」という気持ちは何とも有り難いものです。
まだβテスト段階だそうですが、SLGOが達成していた技術〈様々なデバイスへのデータストリーミング、音声チャットなどなど)がFrameを使うことであっと言う間に可能になってしまったとのこと。公開されている画像を見る限り、SLGOのようにウルトラ設定でSLを楽しめるのかどうかは分かりませんが……。
OnLive社が手がけていた、オンラインゲームなどのためのデータストリーミングサービスというのは、まだ黎明期にあるらしく、ようやく去年頃から収益が出せる、というものが市場に見えてきた段階のようです(なんて書いてみても、私自身はMMOのゲームをやることがないので、良く分からないのですが……)。今回はSLGOの後継、あるいは代替、としてのBright Canopyですが、今後、こうしたサービスが主流になってゆけば、先日から気になっているハイフェデルティ(HF)が重い、とか、HFがそうならば、リンデンラボ社が開発中の「次世代プラットフォーム(NGP)」も……?(まだ実際には何も分かりませんが)という心配も、「サードパーティーが提供するサービス」、という形で解消されるのかなあ、と期待してしまったりもします。
とりあえず、元のブログはこちら。
http://nwn.blogs.com/nwn/2015/04/bright-canopy-second-life-streaming-sl-go.html
それとBCでは現在、メールニュースなどの購読登録は出来るようですので。
http://www.brightcanopy.com/
SonyのSLGO買収(正しくはSLGOを提供しているOnLive社の買収、ですね)は、知的財産を自分たちのもとに集めてしまいたい、というだけで、SonyがSLGOあるいはSLGOのようなサービスを開始する、と言う可能性は全くゼロ、とのことです。SLGOのスタッフによると、SonyにSLGOの復活を願う嘆願書を出すよりは、LL社に直接、「SLGOのようなものが欲しい!必要だ!」と言ってくれたほうが意味ある、とのこと。
で、じゃあ、もうSLGOのようなものは無くなってしまったのか、ということなのですが、実は「Bright Canopy」というものが準備されているそうです。
BCもSLGOと同様に色々なデバイスでSLが楽しめるように、ということを目的にしたものとのこと。ここはホントに知識が無いのでいい加減で申し訳ないですが、シリコンバレーで広く使われている、「Frame」という技術を使って、それを可能とさせるようです。ブラウザーでアプリケーションを動かすのに、Adobeやシーメンスも使っている技術だとのこと。
BCの設立者、ビル・グローヴァー(Bill Glover)氏もSLの長い住民であるらしく、7年間結婚生活を続けている奥さんともSLを通じて知り合ったそうです。で、SLの素晴らしさ、可能性を広く、多くの人達に知ってもらいたい、と言う気持ちから、BCを企画したようです。このSLへの愛情からはじまった、というのは、SLGOの人達と同様だったりします。「高価なPCではなく、自分の手が届く範囲のデバイスでSLを楽しんでもらいたい」という気持ちは何とも有り難いものです。
まだβテスト段階だそうですが、SLGOが達成していた技術〈様々なデバイスへのデータストリーミング、音声チャットなどなど)がFrameを使うことであっと言う間に可能になってしまったとのこと。公開されている画像を見る限り、SLGOのようにウルトラ設定でSLを楽しめるのかどうかは分かりませんが……。
OnLive社が手がけていた、オンラインゲームなどのためのデータストリーミングサービスというのは、まだ黎明期にあるらしく、ようやく去年頃から収益が出せる、というものが市場に見えてきた段階のようです(なんて書いてみても、私自身はMMOのゲームをやることがないので、良く分からないのですが……)。今回はSLGOの後継、あるいは代替、としてのBright Canopyですが、今後、こうしたサービスが主流になってゆけば、先日から気になっているハイフェデルティ(HF)が重い、とか、HFがそうならば、リンデンラボ社が開発中の「次世代プラットフォーム(NGP)」も……?(まだ実際には何も分かりませんが)という心配も、「サードパーティーが提供するサービス」、という形で解消されるのかなあ、と期待してしまったりもします。
とりあえず、元のブログはこちら。
http://nwn.blogs.com/nwn/2015/04/bright-canopy-second-life-streaming-sl-go.html
それとBCでは現在、メールニュースなどの購読登録は出来るようですので。
http://www.brightcanopy.com/
Posted by KENGO at 11:22
│テクノロジー
次世代プラットフォーム「サンサール」
とりあえずハイフェデルティに入ってみました
SLGO終了
ビジネスインサイダーにSLの記事
ハイフェデルティがオープンαフェーズに
SL2その後(2015年3月18日VWBPE基調講演より)
とりあえずハイフェデルティに入ってみました
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