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ぶらり:もうひとつの終焉 Seraph City

2014年03月07日

ぶらり:もうひとつの終焉 Seraph City

Seraph City
場所:http://maps.secondlife.com/secondlife/Symbiosis/120/114/108


先日のDrylandの閉鎖に続き、3月半ば頃にもうひとつSIMが閉鎖されてしまうので、その件など。

大戦間時代、1920年代から1930年代、アートデコの時代をモチーフにしたSFをイメージして作られたセラフ・シティも閉鎖されてしまうとのこと。細部にまで作り込まれた綺麗なSIMのひとつだったので、その閉鎖が決まってしまったことはとても悲しいです。閉鎖は3月16日頃ではないか、と言われていますが、既に取り壊しが進み始めてしまっているので、もし一度訪問してみたいと思われる方は出来るだけ早急なほうが良いと思われます(とりあえずアートデコ時代をモチーフにしたロールプレイングのSIMではあるので、訪問時の服装についてはあまり外れた格好ではないほうがいいかと……。男性女性ともにスーツであれば問題はないかと思われます)。

ヴィクトリア時代をモチーフにしたSFは「スチームパンク」と呼ばれ、セカンドライフ内でも絶大な人気を誇っているのですが、こうしたアートデコをモチーフにしたSF、「ディーゼルパンク」は狭い範囲の人気であるために、SIMの経営が困難に陥ってしまったのではないか、との話が出ています。少人数のグループのためにSIMを運営してゆく難しさ、経済的現実と運営側の情熱の間の問題が浮き彫りになってしまったが故の決断であったようです。

セカンドライフではこうした貴重なSIMがとても簡単に閉鎖されてしまうことがとても残念です。いつの日にかこうした貴重なSIMが世界遺産のような形で登録、保存されるようになってくれたら、と思わずにはいられません。ただし、今回2回連続でSIM閉鎖の件に触れましたが、現在、去年の3月以来始めてSIMは微増傾向にあるとのこと。リンデンラボ社新CEO、エッブ・アルトバーグに期待を寄せる、アルトバーグ効果ではないかと言われています。

(SIM閉鎖の情報については、色々なブログ、ニュースなどを元にしていますが、運営上の変更などに伴い直前で閉鎖が取りやめになったケースなどもありますので、その辺は御了承ください)

Posted by KENGO at 09:00 │ぶらり

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